外国人旅行者による民泊に関する資格「民泊適正管理主任者」

 我が国は、観光立国を推進すべく、増加する訪日外国人観光客の宿泊需要への対応又は地域活性化のための空き部屋の有効活用が求められています。
 しかし、①大都市における国内宿泊施設が不足し、自宅の一部やマンションの空き部屋を活用して宿泊サービスを提供するいわゆる「民泊」が増加しました。②民泊は、規制緩和に伴い契約形態が複雑化し、業務上の重要説明事項以外にも様々なトラブルが生じ、感染症の防止等の観点から適正な管理を行う必要があります。③国家戦略特別区域法に基づく民泊は、2016年7月末において東京都大田区と大阪府が条例を制定し、今後、更なる規制緩和が進むと思われ、法律や条例の理解が不可欠となります。
 そこで、民泊の適正化を図るべく一般社団法人日本民泊適正推進機構が平成28年8月に設立し、当該機構が認証する民間資格「民泊適正管理主任者」が誕生しました。
 
民泊適正管理主任者とは、民泊に関する法令、条例等関連法規を理解し、民泊の企画運営及び管理の専門的な知見をもって、民泊事業者及び民泊施設提供者やその他民泊事業に関わる方の相談に応じることのできる資格をいいます。当該資格の有資格者は、民泊に関する助言、指導、その他の援助を通じて民泊事業を円滑かつ適正に運営するために必要な知識を有する専門家としての役割が期待されています。