強制送還中のガーナ人死亡事件、二審は国側の勝訴

 強制送還中のガーナ人死亡事件、二審は国側の勝訴

  成田空港で2010年、強制送還中のガーナ人男性が急死したのは、東京入国管理局職員の過剰な制圧行為が原因だとして、日本人妻や遺族が約1億3千万円の損害賠償を国に求めた訴訟の控訴審判決が18日、東京高等裁判所でありました。滝沢泉裁判長は「死亡したのは心臓の腫瘍が原因で、制圧行為との因果関係はない」と判断しました。国の責任を認めた一審・東京地裁判決を取り消し、遺族の請求を棄却しました。

 一審判決では、「猿ぐつわと前かがみの姿勢による窒息死で、違法な制圧行為によるもの」として、国に約500万円の賠償を命じていました。