中国人の観光マルチビザ新設

7月1日から日本政府は中国の個人観光客に対し複数往復可能な観光マルチビザ(短期滞在)の発給を開始することになった。このマルチビザは、一定の経済力を持つ中国の観光客及びその家族を対象とする。第1回目の日本ツアーには沖縄が必ず含まれる。有効期間は3年間で、期間中自由に日本を往復することができる。

 日本国駐中国大使の丹羽宇一郎氏によると、今年7月1日から、団体観光ビザの審査期間が以前の5日間から3日間に短縮される。このマルチビザ発給は、2009年日本政府が中国国民に対し日本への個人観光を始めてから最大のビザ改革となる。

緩和後の条件については、大手クレジットカードを所有していることや、政府機関もしくは大企業で課長クラス以上であること、年収3~5万元の中流階級などとなる可能性があり、4億人が対象となる見通し。

これまで日本政府は中国の中間層の日本観光を誘致するために、2010年7月には個人観光ビザの発給条件を年収25万元(約310万円)以上から6万元(約74万円)以上、あるいはゴールドカード所持者に緩和した。ビザの手続きをする大使館や領事館も、北京、上海、広州の3カから全国7カ所に増えたが、今発行されているビザは1度しか使えないといった問題があった。