医療滞在ビザの患者 初来日

日本で医療を受けたいという外国人のために、先月、「医療滞在ビザ」が新たに設けられたのを受けて、このビザを使った初めての患者となる中国人の男性が、足の手術を受けるため、21日、来日しました。

医療滞在ビザを使った初めての患者として来日したのは、中国の上海に住む陸海華さん(31)です。医療滞在ビザは、がんの検査や病気の治療で来日を希望する外国人を積極的に受け入れ、医療を新たな成長分野にしようと、国が先月、創設しました。このビザで来日した外国人は、これまでの2倍の6か月の滞在が可能になったり、最大で3年間、何度でも来日することが可能になったりするため、長期間のケアが必要な治療を受けることもできます。陸さんは、交通事故でけがをした足の手術が必要だということで、羽田空港に到着したあと、東京・大田区の東邦大学医療センター大森病院に入院し、医師の診察やエックス線写真の撮影などを受けていました。陸さんは「日本の病院でしかできない手術と言われ、来ました。足が悪いと働けないので、早くよくなりたい」と話していました。日本で高度な医療を受けたいという外国人は、中国やロシアなどの富裕層を中心に増えており、ビザの創設によって、日本を訪れる外国人を増やし、経済的な効果を高めることが期待されています。